一色真幸先生が逝去されました

本学工学部 写真工学科・光工学科で教授をされていました、
一色真幸先生(92歳)が 7月14日(日)午前3時老衰により逝去されました。

一色真幸先生 (2017年) 

先生は疲労を訴えて入院されましたが、直前まで会話や食事を楽しまれ、穏やかな旅立ちだったとのことです。大病をされたことがない、まことに一色先生らしい旅立ちと思います。

先生は、1988年(株)ニコンシステムから本学工学部 写真工学科 光学機械研究室に教授として赴任され、10年後に定年退職されるまで教育・研究に邁進され、多くの卒業生を世に送り出されました。

授業では幾何光学、波動光学などを担当され、分かり易くためになると学生に大変評判でした。研究では、光学設計の研究に従事され、特に光学系の最適自動設計の研究を推進され、多くの論文を残されました。大学定年後もさらに発展させて、堪能な語学を生かし学会発表されたり、つい最近まで光学設計の自動化を卒業生と取り組んでいらっしゃいました。まことに研究者の鏡のような先生でした。

仕事ばかりではなくご趣味も多彩で、特に油絵・水彩画をたしなまれ個展を開くほどの腕前でした。

先生は矍鑠とされ、風邪など引いたことがないとおっしゃっていましたので、お元気なものと勝手に想像していました。ご教授ご指導いただくことがまだあったと、まことに残念でなりません。

一色先生の天での平安を心より祈りし、謹んでお知らせいたします。

東京工芸大学 工学部 名誉教授 中楯末三

一色先生が描かれた水彩画(近くの鎌倉の港)

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